私たちは「サントレ・言葉の教育」の 全国への普及を目指しています。
未来を担う子供たちに必要な力とは何でしょう。思考力、理解力、判断力、忍耐力、表現力、認知力、コミュニケーション能力など、豊かな人生を送るための様々な力が思い浮ぶことでしょう。これらは言葉によって得られ、高められます。人は言葉を通して考え行動します。言葉は生きるための力を獲得し、心を育む土台ともなるものですから、幼児期に言葉を学ぶことはより良い成長のために必要です。
私たち日本幼児教育振興會は「言葉は幼児の心を育む母乳である」を理念とし「サントレ・言葉の教育」の普及とともに、授業観察、教職員研修、保護者向け講演会などを実施し、子供たちの言葉の環境を豊かにすることを目標に活動しています。
美しい心を育むことを目的に開発された、 幼児のための言葉の教育プログラムです。
言葉の習得期は7~8歳までと言われています。幼児の脳は様々なものを無努力・無負担で吸収していく特徴をもつため、幼児期に言葉の教育を受けることは最適です。また、言葉の習得と脳の発達は密接に関係し、獲得した語彙が多いほど情緒が安定し心を豊かにすると考えられています。
近年、子供たちの豊かな心、感性や情緒を育むためには、「非認知能力」を育てることが大切であると分かってきました。「非認知能力」とは、感謝するする心や思いやり、意欲、関心、協調性、忍耐力、計画性などのような数値化できない能力であり、これからの時代を生きる子供たちには、最も必要な能力とされています。これらは言葉を通して習得されるため、幼児期からの語彙の獲得が大切であると言えます。文部科学省でも、国語の果たす役割として「知的活動の基盤」「感情・情緒等の基盤」「コミュニケーションの基盤」の三つを挙げており、生涯を通じて個人形成に関わると示しています。感情と情緒は目に見えにくい部分ですが、とても重要な要素の1つになっています。
草木を育てるためには、水や太陽の光など十分な栄養が必要であるように、心を育てるにも栄養が必要です。人間は知的動物ですから、言葉という知的栄養を数多く吸収することで、非認知能力が高まると同時に、学ぶことへの意欲に繋がります。私たちが提供する「サントレ・言葉の教育」は、実績と科学的見地により構築された言葉遊びのプログラム(対象年齢2歳児~小学校2年生)です。一人でも多くの子供たちが豊かな心の土壌を育み、人間形成の土台を築いてもらいたいと願っています。
- 小学校、幼稚園、保育園へサントレの普及
- サントレ教材の開発と監修
- サントレ導入園を対象とした指導者研修会の開催
- サントレ導入園に対する個別指導と観察
- サントレ導入園を対象とした群読コンクールの開催
- 教育・保育行政への提案
- 機関紙の発行
- サントレの成果と教育的意義を伝える広報活動
理 事 長 | 波岡 實 (コモンズ株式会社 会長) |
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副理事長 | 永野 邦夫 (株式会社チャネル 会長) |
理 事 | 安田 吉廣 (元大阪府議会議員) |
植木 とみ子 (元福岡市教育長) | |
森 照弥 (NPO法人 日本幼児教育振興會) | |
井出 美樹恵 (NPO法人 日本幼児教育振興會) |